志木市高齢者あんしん相談センターせせらぎ
命をつなぐ勇気のひと声
皆さん こんにちは。
認知症地域支援推進員(所長・社会福祉士)の飯田です。
今回は、11月9日(金)に実践した『命のひと声訓練』の様子をお伝えします。
認知症の方を想定した声かけ訓練は、平成26年に埼玉県内で初めて、志木市が実施。宗岡では実際に、訓練に参加された方の『勇気のひと声』により、市内・市外含め、7名の方が保護につながりました。
さて、訓練当日は、あいにくの雨(--〆)天候に恵まれず、屋内で声かけ訓練を行うことに・・。しかし、市民の皆さんやボランティアさん、会場をご提供頂いた「ゆうき福祉会」のご利用者さんなど、総勢32名の方が訓練に参加され、『認知症の方が安心して外出できるようになるためにはどうしたらよいか』など・・皆で課題を共有し、大変有意義な時間を過ごすことができました。
皆さんおっしゃっておりましたが、「たとえ訓練であっても最初のひと声は難しい・・」。本当にその通りだったと思います(;一_一)
しかし、回数を重ねる度、だんだん緊張も解け、相手の視界に入ったところで、ゆっくり近づき、優しく、笑顔で声かけできるようになっていました!(^^)!
認知症の人が『安心して一人歩きできる宗岡(まち)にする』ためには、市民一人ひとりが認知症に対し、正しく理解することが大切です。
そして、町内会を脱会される方、ご高齢の方が増えてきた現代だからこそ、緊急時にお互いに助け合える関係づくり(隣近所のつながり)を築いていく必要があります。
まずは基本の『あいさつ(^O^)/』から、地域で声かけ活動を継続していくことが大事であると改めて再確認しました。
