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スタッフブログ

志木市高齢者あんしん相談センターせせらぎ

2019年2月25日

認知症声かけ模擬訓練≪後編≫

市民の方からも大変貴重なご意見をいただきました(^O^)/

❧交番へ行っても不在の時があるからね。役所もそうだけれど、0120のフリーダイヤルを活用した窓口があれば、お金もかからないし、直に繋がるんだけれどね。

❧認知症のSOSステッカーとてもよい試みだと思います。認知症の方と同様に、障がい者向けのステッカーもあるといいですね。

❧私は、認知症の夫を介護していました。このステッカーのこともよく知っています。何だか思い出してしまうわね。(志木市が作成した認知症ケアパスをご覧になり)こんなにいいものがあるの?もっと早く、あの時、知りたかったわね。

❧認知症の方用のSOSステッカーの存在は知りませんでした。存在が広まるといいですよね。我々も広めますよ。

❧声かけを実際にしてみたら案外(認知症者役の人が)返事が返ってきたので、勇気がでました。


❧今回の訓練で周知できたこと❧

①認知症ケアパス

②認知症SOSステッカー

③高齢者あんしん相談センター

④声かけや、仕草などで認知症の人のSOSを見分けるポイント


❧まとめ❧

認知症の人が役所へ行き、「市役所に来たのは分かるけれど、何をしに来たのか忘れてしまった」ということがあります。

外出したけれど、どこから来て、どこへ向かおうとしていたのか分からなくなるなど。認知症の人の一人歩きが原因で、迷い人になってしまうケースが後を絶ちません。


では、どうすれば、認知症の人の生活(安全)を守ることができるのでしょうか?


認知症の人は、周囲の支え(人間杖)がないと、思うように生活ができない場合があります。ですから、まず、私たちが、認知症の偏見をなくし認知症に対する正しい理解を持つことが大切です。


声かけ訓練は、認知症の人の早期発見、早期保護につなげるための活動(運動)であり、これからも推進していきます。

また、認知症の人に限らず、高齢者が急増する中、身寄りもなく、一人で暮らされる高齢者を“孤立”させないよう見守られる側も「見守られる」意識づくりを浸透させていくことも必要です。

まずは、無理なく、隣近所から「挨拶運動」をはじめ、挨拶を機に、少しずつ高齢者を社会参加に繋げられるような体制を築いていければと思います。

今回、訓練にご参加くださいました市民の方、そして市職員の皆さま、本当にありがとうございました。

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