志木市高齢者あんしん相談センターせせらぎ
地域の力で防ごう!高齢者虐待
所長・社会福祉士の飯田です。
2月26日(火)、社内の介護職員を対象にした、『高齢者虐待防止勉強会』を開きました。
高齢者虐待をある特定の家庭内の問題として捉えるのではなく、地域に生きる私たち共有の問題として考えていくことが大切です。
『高齢者虐待防止法』の施行等により、高齢者に対する虐待問題が顕在化しています。
高齢者虐待とは、介護する家族等により、高齢者(65歳以上)に対する
①『身体的虐待』、②『介護・世話の放棄・放任』、③『心理的虐待』、④『性的虐待』、⑤『経済的虐待』とされています。
≪高齢者虐待の例≫
①身体的虐待
○殴る、たたく、つねる、蹴る等の暴力をふるう
○ベッドに縛り付ける、家に閉じ込める等、身体を拘束する
②介護・世話の放棄・放任
○食事を与えない、入浴させない
○本人が必要とする医療・介護サービスを受けさせない
③心理的虐待
○怒鳴りつける、排せつの失敗等を他人に話し、恥をかかせせせる
○意図的に無視して、家族の中で孤立させる
④性的虐待
○性行為の強要
○こらしめるために下半身を裸にして放置する
⑤経済的虐待
○本人の年金や預金を勝手に使う
○日常生活に必要な現金を渡さない、使わせない
高齢者虐待を発見したり、もしかして、『高齢者虐待?』と感じたら・・
緊急の場合は、110番!
志木市の高齢者虐待対応窓口(長寿応援課)か、最寄りの高齢者あんしん相談センターに通報等してください。
通報等を受けた場合、私たちには『守秘義務』があり、通報者を特定させるような情報が漏れることはありません。
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