志木市高齢者あんしん相談センターせせらぎ
新型コロナウイルス対策~心身の健康を保つために~
おはようございます。 せせらぎ 看護師 辻です。 新型コロナウイルスの影響がなくなった時、すぐに外回りの仕事に戻れるよう、今までおろそかにしていたことを整理して過ごしています・・。私にとってはいい意味で振り返りの3月になりそうです。一日一日を大事にしたいですね。
さて、世間では新型ウイルスの感染拡大の影響で様々な行事の中止・延期が発表されています。せせらぎでも皆さんの安全を第一に考え延期する事業がありますのでお知らせ致します。
・健康講座 3月10日は中止します。 6月23日(火)10時から再開予定です。
・もの忘れカフェ きんもくせい 3月20日(金)は中止します。 6月19日(金)14時から再開予定です。
昨年好評を頂いた「もとちゃんの簡単クッキング」「直さんの折り紙教室」は今年も開催予定です。日程は近くなったらお知らせします。
行事の自粛は感染拡大を避けるために必要です。しかし「活動量が減ると、体力・筋力はあっという間に落ちてしまいます」
それを避けるためのいくつかのポイントを紹介します
(足立区の理学療法士のアドバイスを朝のTBSラジオで遠藤泰子さんが伝えていたものをまとめました)
★ストレッチで肩の動きスムーズに
椅子に座ってタオルを肩幅に持ち両腕を上に伸ばしてスタート。両腕を横に倒す運動、頭の後ろ側を通るように両肘を曲げる運動 この時タオルをピンと張ったままにするのがポイント。
★腹筋、太もも、お尻の筋肉を鍛えよう
立ち上がったり歩いたりする際に使い、活動の基本となる筋肉なので特に意識してください!!
床や畳に横になり膝は軽く曲げて両手はへその下に置く運動。トイレを我慢するイメージでお尻にきゅっと力を入れて2秒数えて脱力。これを10回繰り返す(腹筋の運動)
テーブルとイスを使う運動。腰掛けてテーブルに手を置き立ったり座ったり(太ももやお尻の運動)
椅子をテーブルからやや離すと立ち上がる時に前かがみとなるのでお尻に効く。椅子を近づけてまっすぐ立ち上がると太ももに効く。
★ながら運動、すきま時間の活用でOK
腰かけた状態で足踏み。体力に応じて10秒から30秒続ける(歩く力を維持する運動)
いずれの運動も呼吸を止めず、痛みのない範囲で行うことが重要。
★普段通りの生活に近づける工夫を
フレイル予防の観点からは出来るだけ普段通りの生活に近づける工夫をすることが重要。
★歩いて行ける近所なら安心
80代だと4日歩かないだけで車いす生活になるという例もある感染症。を恐れるあまり体の状態が悪化することが心配(東京都内の在宅医療に力を入れている医師の指摘)
不安の少ない外出先として「徒歩などで行ける近所」人が少ない時間を選び買い物したり友人と会ったりすることで気持ちも明るくなる。「不安を抱えたまま家に閉じこもるのはよくない。心身の健康を保つよう努めてほしい」
★人とのつながり、減らさないで
マスク着用や手洗いなどの予防策をとったうえで散歩や買い物をすることを推奨(フレイル予防専門の医師)
一日2000~3000歩を確保して。
閉じこもりの生活は人とのつながりが減る。誰とも話さない日を作らないようにすること。離れて暮らす家族が電話やメールで普段以上にやり取りして気にかけるようにすることが大事。
買い物に出かけられないことによる栄養不足を防ぐために、行けるときにまとめ買いしたり宅配サービスを活用したりすることも検討しいざというときに備えることも重要。
今出来ること「感染症対策。正しい情報をつかむこと」「その後の生活を見据えて、なるべく普段通りの生活をして生活の質を落とさない」 私自身も肝に銘じます。
何か聞きたいことがあればお気軽にご連絡ください。 下の写真は2月の「もの忘れカフェきんもくせい」で提供された手作りおやつです。 6月からまたおいしいおやつを食べながら、皆さんと楽しい時間を共有したいです。
