志木市高齢者あんしん相談センターせせらぎ
なおさんのSC通信(第1号)のご紹介
みなさんこんにちは。生活支援コーディネーターのなおさんです。
生活支援コーディネーターとして、これまで、地域に不足する社会資源の間き取り調査や、開発など努めて参りましたが、新型コロナの影響を受け、中々活動できずにおりました。
先日、このような事例がありました。
80代後半になる「春子さん(仮称)」は、身寄りがなく、日常の様々な場面でご近所の手を借り、生活されていますが、身近に相談できる家族がいないことに、寂しさと不安を感じるようになっていました。
知人の方より一報を受け、私が電話をかけると、いろいろなことを話してくださいました。そして、ただ話を聞いているだけの私に、「とても安心できました」と、笑顔でおっしゃってくださったのです。
その時、私は、電話1本でも “人と繋がっている” ことの大切さをも強く感じました!!
コーディネーターの話に戻りますが、私は常々考えていることがあります。それは、寝たきりや認知症の方、一人暮らしの高齢者をどのようにしたら“地域のみんなで見守っていけるか”ということです。
例えば、小学生が授業を終え、帰宅時間になると、見守リを呼びかける「屋外アナウンス」が流れます。あのアナウンスを耳にしただけで、「気を付けよう!」という気持ちになります。ですから、アナウンス一つでも小学生の犯罪や事故を来然に防ぐという意味では、大変有効な手段だとは私は思います。
しかし、高齢者には“地域のみんなで見まもりをする”といった大々的な取り組みがなく、ここが課題だと感じています。
(現実的な問題として、とても最重要課題でもあるのに、これといった施策がないのです)
少子高齢化などにより、12年前に比べ、宗岡中学校区においても一人暮らしの高齢者、65歳以上の高齢者のみの世帯が増えてきました。更に、身寄りがいない方もおられるので将来が本当に心配です。
そのような背景から私は、この宗岡中学校区で、高齢者を見守る「(仮称)見守り隊」を整備したいと考えています。
見守り隊の主役は私ではなく、”地域の皆さん”です。
何も特別なことをする必要はありません。隣近所で困っている方を見かけたら、あるいは、最近姿を見かけなくなったなど、異変に気付いたら、高齢者あんしん相談センターに連絡して頂ければよいのです。そうすれば、私たちがすぐに駆け付け、必要なサービスにお繋ぎします。こうした見守りの目が増えることてで、高齢者の皆さんが安心して暮らせるようになればと願っております。
老後を安心して暮らせられるよう「見守り隊」の整備に是非、皆さんお一人お一人の力をお貸しください。
以下、クリックすると使用をダウンロードすることができます。
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