●〇グループホームみんなの家・川崎久地「介護の仕事ってなんだろう⑮　～介護職と看護職の違いって？～」〇●

〇年前…

私が療養型病院で看護助手として働いていた頃のお話…

グループホームとは違い、私が当時勤めていた療養型病院では、寝たきりの方が多く

「胃ろう」

「経鼻経管栄養」

「ストーマ」

等の方が数多く入院されていました。

「点滴」

「吸引」

も日常の世界。

学校を卒業し、働き始めたばかりの頃、知識技術も何もかも乏しかった私には衝撃な事が多く、ひとつひとつ理解する事に必死でした。

※だいぶ前の話ですので、現在の療養型での看護助手さんの仕事内容とは少し差があるかもしれません※

看護師さんは忙しそうにご自分の担当の部屋の利用者様の検温やらケアをされていました。

看護助手の仕事といえば…

・オムツ交換（当時は布オムツでした）

・経管栄養ではない方の食事介助。（ベット上で行っていました。どうしたら安楽なギャッジアップなのか、先輩職員に何度も厳しく教わった事は今でもわすれません。）配膳、下膳。

・入浴介助（1フロア何十人もいらっしゃったのでそれは戦争のようでした。ストレッチャーに利用者様に乗って頂き浴室で入浴介助か入浴中の利用者様がいない間にシーツ等を整えたりする仕事、どちらかを担当します。）

・リネン交換

・備品の消毒等…

食事介助や排泄介助をするときにお声掛けをさせて頂くのは勿論ですが、その他時間がある時には、ベットの側にいかせて頂き、色々なお話をさせて頂きました。その中で笑顔を返して下さる事が嬉しくて、〇年間続ける事が出来たのだと思います。

そんな看護助手の私は側で看護師さんの働きぶりを沢山見てきました。

医師と的確に情報共有し、私達看護助手（介護士）にできない事をテキパキ行う看護師さんが何度も輝いて見えました。

今でも鮮明に覚えている事があります。

夜勤の休憩中での出来事。

先輩看護師さんとお話をする中で、

「私達より〇〇さんのほうが利用者さんと接したり、触れ合う機会は多いんだよ。そこから得る事も多いと思うよ。」

…

〇年後…

グループホームで働くようになり、あの頃とは違う視点で振り返る事が出来るようになりました。

介護職と看護職の違い…

ネットで調べると色々と出てきます。是非検索頂ければと思います。

そして当時看護師さんから言われた言葉…

「利用者様と接している時間が長いからこそ出来る事…」

これからもブログを通して、皆様にお伝えできればと思います。

※看護助手と介護職は介護と身の回りのお世話という部分では同じですが、

それぞれ仕事の目的が異なります。

そのあたりは、検索頂ければ幸いです。

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