グループホームみんなの家・川崎久地2
コロナに負けない!⑤・・・元気の源は食事に!食事の源は歯に!!歯科医師との連携♪♪
みなさん、こんにちは。
グループホームみんなの家・川崎久地2です。
梅雨も本格的になり、梅雨の間の晴れ間を見つけては、トマトやナス、玉ねぎの収穫が始まっています(写真はスタッフの自宅でできた自慢の野菜です)。
そして梅雨が明ければ、夏はもうすぐですね。
みなさんは、『8020運動』をご存じでしょうか。
『8020運動』とは、1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」を目的にした運動で、ハチ・マル・ニイ・マル・うんどうと読みます。
人の歯の本数は28本から32本といわれています。20本の歯を保つ目標とは、自分の歯の2/3を残す目標ということになります。20本あれば食事を十分楽しめるとの考え方からのようです。
『8020運動』が開始された当初、8020を達成している高齢者(後期高齢者:75歳以上)は10人に1人も満たなかったそうです。しかしその後達成者の割合は増加し、2016年(平成28年)の歯科疾患実態調査では、75歳から84歳の51%が達成しており、この傾向は今後も増加することが予想されています。
(以上参考:厚生労働省e-ヘルスネット、8020推進財団提供の資料を参照しました。)
ではわがホームのみなさんの8020の状況はどうでしょうか。・・・90歳以上のご高齢の方も含めて30%以上の方が達成されておられます。
①達成されている方には継続できるように、②もはや20本未満になってしまった方にはこれ以上の歯を失わないようにまた総入歯の方でも歯茎と歯の密着度や舌の汚れなど口腔内の健康を維持できるように、歯科医師と連携して取り組んでいます。
これを称して、非公式ですが、わがホームの『8020運動』((いまある)ハ・ヲ・ニジュウマル(に維持したい)・うんどう)としています。
みなさんの一番の楽しみは、食べること(食事)です。
食事は、栄養摂取のためだけでなく、風邪や感染症に対抗する免疫力もつけることができます。
また、食べ物を見る、香りや味覚、食感を楽しむ、食べたときの音を楽しむ、そして「おいしかった」「おなかいっぱい食べた」という満足感によって笑顔にもなります。
人は食事によって身体に力をつけ、脳にたくさんの刺激を受けます。みなさんの元気の源は食にあり、その食の源は歯にあるといえます。
歯・口腔内を元気に保ち、コロナに負けない!!
7月12日にリモート体操を行ないました。
以下は、そのときの写真です。みなさんの元気な様子をご確認ください。
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