グループホームみんなの家・桶川
（番外編）真夏の夜の出来事… ～２F～
皆さん、こんにちは…
いつも「介護ブログ」を御覧頂き
ありがとうございます…
グループホームみんなの家・桶川2階です…
本日は…背筋が凍る様なお話をさせて頂きます…
それは夏だというのに少し肌寒い
雨の日の夜に起こりました…
利用者の皆さんが入眠され…
フロアの電気が消され暗闇に包まれた中…
ある女性利用者様がスタッフルームに来られました…
職）「どうしたんですか？」と職員が声をかけると…
利) 誰かが窓をノックしているの…
勤務を終えて退勤しようとしていた女性職員と
当日夜間勤務だった男性職員は顔を見合わせます…
男職）外は雨が降っているので雨の音じゃないですか？
利）う～ん…でも確かに「コンッコンッ」って音がしたの…
すると…
その時 窓の方から「コンッコンッ」と
ノックす様な音が…
女性利用者様はとても怯えている様子で
女性職員に抱きついています…
その様子を見て男性職員が利用者様の居室に向かいます…
真っ暗な居室のカーテンを
意を決して男性職員が開けます…
しかし…そこには誰もいません…
あるのは静寂と夜の帳に包まれた世界だけです…
一体この部屋で何が起きたというのか…
女性利用者様が聞いた音とは何だったのか…
結論から言うと窓を叩いた犯人は
「カナブン」です！
しかし当然ですがこの時点では
カナブンが窓に当たった音だとは
誰も知りません。
ここからは男性職員がカナブンに
ビビりまくる様を御覧下さい！
ベランダに誰もいない事を確認した男性職員は
足早に居室を後にします…
女職）どうでした？
男職）誰もいない…きっと雨の音だよ！
利）あれは雨の音じゃないよ！！
私、ハッキリ聞こえたもの！
女職）ちょっとベランダ見てきてください！
男職）ファッ？
え？
今？
マジで？
いやいやいやいや！
女職）早く行ってきて下さい！
男職）いやいや無理ですよ！
お化けだったらどうするんですか？
女職）お坊さんみたいな頭してるんだから
大丈夫ですよ！！
男職）いやいや頭だけお坊さんでも駄目でしょ！
女職）きっと大丈夫ですよ！
そういうと男性職員の背中をグイグイ押す女性職員
すると男性職員が…
男職）わかりました！わかりました！
じゃあ何か武器を下さい！
お化け出てきた時の為に何かないですか？
すると女性職員は近くにあった
「ほうき」と「ちりとり」を男性職員に手渡します…
男職）いやいやいやいや！
これでお化け退治は無理でしょ！
女職）大丈夫！これならイケます！！
男職）絶対無理ですよ！
女職）こんな事やってる間に
何かあったらどうするんですか？
早く見てきて下さい！
男職）わかりましたよ！
でも何かあったらすぐ来て下さいよ？
※返事をしない女性職員 ←ここポイント！！
そう言うと手渡された「ほうき」と「ちりとり」を手に取り
男性職員は暗闇の中に消えていったそうです…
皆さん…
想像してみて下さい…
右手には「ほうき」
左手には「ちりとり」を持った男性が
ベランダにいるカナブンを退治しに行く様を…
あ～怖い！怖い！
その後、真相を知った女性利用者様も
安心してこの表情！！
因みに…
翌日、この話を聞いた皆さんは
大笑いしながら朝食を
召し上がったそうです。
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