0120-294-772

( 受付時間 | 8:30 〜 17:30 )

スタッフブログ

グループホームみんなの家・横浜茅ヶ崎東2

2021年9月30日

防災訓練

皆さまこんにちは!

グループホームみんなの家・横浜茅ヶ崎東2介護ブログです。

 

本日は防災訓練の模様をお知らせします。

9月1日は「防災の日」。これは大正12年9月1日に関東大震災が起きたことにちなんでの記念日なんですが、、、。

ここまで書いて気がつきました。この画面のひとつ前の写真のご利用者様、関東大震災の時すでにお生まれになられていました!震災発生時には1歳と数か月。さすがに記憶はないと思いますが、歴史を感じますね。

さて、今回の防災訓練は「深夜に2階の台所で出火した」という設定で行いました。

火事の時には、とにかくまずは火災報知器

防災担当がボタンを押します。

次に1階のスタッフに発災を知らせます。階段途中から「火事だーっ!」とあらん限りの大声で叫びます。ところが1階からは無反応。声が聞こえなかったんです。幸い今日は訓練。階段から叫んでも声は届かないというデータがとれましたので、今後の訓練、もしもの時の実践に教訓になりました。

続いて避難です。スタッフが慌てるとご利用者様も動揺するので、あくまで冷静に、落ち着いた口調で出口に誘導します。

自力で歩ける方には徒歩で出口に向かっていただきます。ここでもあくまで慌てずに。高齢者施設での災害では、火よりも慌てて歩いての転倒の方が怖いかもしれません。

玄関に移動します。夜間想定なのでスタッフは1フロアに一人だけ。前後の様子、ご利用者様に目を配ります。

災害時のフロアの移動は原則階段を使います。

エレベータは電気トラブルで途中で止まってしまう可能性があるからです。

以前、消防署と合同で訓練をした際に「車椅子のご利用者様でも階段がいいのですか?」と聞きましたら、「エレベータで閉じ込められるのは最悪の事態、消防車は通報から大体5分から6分で到着するので自力が無理な場合は我々が抱えておろします!」と力強いお言葉をいただきました。

 

ただし今日は訓練なのでエレベータで玄関に移動しました。

玄関到着!1階のご利用者様もすでに待機されていますが、、、

ご利用者様めっちゃ笑っています。

まあ、、、お気持ちはわかります。こういうときって、なぜか高揚感ありますからね。

 

今回の訓練では、① 階段から大きな声で危険を知らせてもなかなか声は届かない ② 夜間の避難の場合、階段の照明は暗すぎるのではないか などの課題も見つかりました。

 

備えあれば憂いなし 日頃の訓練と準備を心掛けます。

 

以上、認知症に寄り添い、ご家族と共に支えるグループホームみんなの家・横浜茅ヶ崎東2からお知らせいたしました。

次回もお楽しみに!

loading now...