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スタッフブログ

グループホームみんなの家・川越新宿

2021年11月23日

疑似体験を通じて学んだこと

みなさん こんにちは ケアマネの飯田です。

11月19日、身体拘束等の適正化の一環として、『身体拘束等疑似体験研修』を開催いたしました。

疑似体験は、(仮称)川越花子さん:右麻痺、言語障がいありの設定で、ご利用者様に混じり、以下の4点を疑似体験いたしました。

 

①4点柵をされた気分、麻痺側にコールを置かれ操作はどうだったか

②言葉の制限がある中で、職員との意思疎通は図れたか

③テーブル抑制をされた気分はどうだったか

④車椅子の操作は難しくなかったか

【疑似体験を検証した結果】

①四方を檻で囲まれたような閉塞感があり、恐怖を感じた。

②他者と会話によるコミュニケーションが図れず、一人取り残されたような気持になった。

③圧迫感があり、動けず、人間性を奪われた気持ちになり悲しかった。

④車椅子の片手操作は難しく、片手、片足を使って、どうにかして目指す場所へ行ける感じだった。

今回の疑似体験を通じて、介護職員として、ご利用者様の身体状況を理解した上で、コールの設置の配慮や、さり気ない言葉遣いがご利用者様への大きな思いやりになるということを職員間で共有いたしました。

又、今後、疑似体験を定例化させたいとの意見が多数ありました!!

日頃のケアの中で、介護職員として、ご利用者様にどう接るべきかを身をもって学ぶことで、職員間で意識を高められると思いました。

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