グループホームみんなの家・川崎久地
勉強会手帖 ～（認知症）介護のコミュニケーションで大切な事～
●〇グループホームみんなの家・川崎久地「勉強会手帖 ～（認知症）介護のコミュニケーションで大切な事～」〇●
「来月の勉強会の内容（テーマ）はどうしましょうか…？」
グループホームみんなの家・川崎久地では毎月後半になると、ケアリーダー2人のこんなやりとりが見られます。
こんにちは！
グループホームみんなの家・川崎久地です。
私達の事業所で定期的に開催している勉強会。
当初はホーム長主導でしたが、よりユニットの事を理解し、利用者の皆様が笑顔の多い日々を送っていただけるように中心となり頑張ってくれている、ケアリーダーが今は主導し開催しています。
今現在こちらで生活されている皆様は勿論ですが、又新しく入居される（予定）の方が
、ご家族の皆様が、安心していただけるよう、11月の勉強会は再度介護職の傾聴の技法や（認知症）介護のコミュニケーションで大切な事を学ぶ事になりました。
✿今、生活されている利用者様は勿論の事、新しく入居予定の方が気持ちよく安心して
生活していただけるよう、非言語コミュニケーションの方法を活用していきたい。
✿同じことを繰り返してお話される方（不穏の時）とじっくり向き合って対応した時、
自分の世界にこもって話を続けておられるようでも、「誰かが聞いてくれている」というだけで、ご本人の気持ちの流れが変わっていくのが見てとれた。自分も未熟だが、可能な限り心に寄り添い対応していきたい。
✿日々の業務の中ではうまくいかない事もありますが、今日学んだポイントを思い出しながら対応していきたい。
✿現在入居されている方、これから入居される方の今後のケアに繋げていきたい。
言葉だけでなく「非言語コミュニケーション」も大切にしていきたい。
✿短いやりとりは出来ても、なかなか側に座って長くおしゃべりを交わす事が難しい時もあり、もどかしく感じる時もあるが、「聞けなくても、聞こうとする姿勢を持つ」という言葉に少し救われる思いがした。
✿自分がやられて嫌な事はしない。
✿コミュニケーションの大切さや方法を再確認する事ができました。
資料をまとめる中でも気付いたり、考えたりする事もあり、とても良い機会だったと思います。
↑上記は勉強会終了後のケアスタッフの思い、考え（一部）の紹介です。
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皆様は
「非言語コミュニケーション」をご存知ですか…？
コミュニケーションは
「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション」に分かれています。
言語コミュニケーションとは読んで字の如し、思いや意見等を言語、言葉を使って伝える方法。この中には手話や筆談も含まれているそうです。
一方、「非言語コミュニケーション」とは言語や言葉以外を使って自分の意思を伝える技法。
表情や顔色、身振り手振り、視線、体勢や距離感を使い表現する事です。
…例えば（例文です、是非読みながら、一緒に考えていただけると嬉しいです！）…
ふと目が覚めたら、私（このブログを読んで下さっているあなた様）は見ず知らずの場所に立っていました。
周りには誰もいません。
心細く不安な気持ちでいると、数メートル前から人が歩いてきました！
私はほっとしながら前から歩いてくる方に
「すみません、お尋ねします。どうやら道に迷ってしまいました。
ここはどこなんですか…？」
と尋ねました。
するとその方は
「そうなんですね！ではあなたがわかる場所まで案内しますよ！」
と答えてくださいました。しかしその方の表情は険しく、怒ったような口調でした…
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…道に迷った私（あなた様）はこの後、どうしますか？どう感じますか？
私（ブログ作成者）なら、悲しい気持ちになります。突然怒り出してしまうかもしれません。
「なんで、案内してくれると言っているのに怒っているのか…？」
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では、少し内容をかえてみましょう。
同じ状況下の中で…
目の前から歩いてくる方に同じ内容の事を尋ねた時に、
優しい口調、表情で
「そうなんですね！ではあなたがわかる場所まで案内しますよ！」
と対応されたらどう感じますか…？
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「安心感」
を持ち、生活をする事。
利用者様にとっても、私達にとっても大切な事。
それに繋がる「コミュニケーション」の大切さ…
後日、別ユニットでも勉強会開催予定です。
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神奈川県川崎市高津区久地2-12-22
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