ショートステイみんなの家・川越新河岸
12月の健康だより
12月健康だより
呼吸健康法:健康と若返りを実現するための呼吸法を始めてみませんか?呼吸法には身体に必要な酸素を取り込むための手段だけでなく、心身をコントロールする非常に重要な役割を果たしております。対人関係でイライラ感情的になったり、物事における不安やストレスを抱えているとき、自分の呼吸の仕方に集中してみてください。時に短く浅い呼吸になっていませんか?この時の身体状態は、肺の中に残存した素の空気が体内から排出されずに残ったままになり、血液中の酸素の交換や脳神経にも新鮮な酸素が行き届いておらず、心身に悪影響を及ぼしている状態です。腹式呼吸による「深い呼吸」を心がけることで、新鮮な酸素が体内に循環し内臓の働きもこれに伴い活発化になり、同時に身体の免疫力を高めていきます。また、頭脳自体も明晰になり、心を心底から安定させ、心身ともに健康な状態を維持することができます。さらに波及効果としてはダイエットにも大いなる期待を持つことができましょう。心身を安定させていくことで、ストレスによる「暴飲暴食=やけ食い」などもなくなっていきます。また、内臓の消化力を高めてくれますので、なかなか日常のダイエットの成果が表れない人にもお勧めでしょう。1日5分間(できれば朝と晩5分間ずつでも)行うことによって、あなたの心と身の隅々までが癒されることを期待します。
姿勢:真っ直ぐに心地よく、リラックスして左右対称に、バランスがとれているようにします。真っ直ぐな姿勢は呼吸を容易にし、呼吸の通りが良くなれば身体は自然とリラックスしてきます。仰向けに寝ても、座っても、立っていても構いません。まずは身体の緊張感をほぐしていきます。目を閉じゆっくりと呼吸(腹式呼吸)を始めていきましょう。
腹式呼吸の仕方:
①息を吸う。鼻から静かにゆっくり息を吸い込みます。新鮮な空気を体内に取り入れると思いながら臍の下三寸(丹田)に空気を送り込むようにしてお腹を膨らませます。この時、肩の力は抜いて、肩が上がらないように気を付けましょう。吸う時の音→(海辺で波の音を聞きながら風と共に流れてくる爽やかな空気を吸っています)
②息を止める。吸い込んだ息を止めて、身体中に「新鮮な空気」が巡っていく状態をイメージします。止める時の音→(高い音が4回鳴り響く間、静止します)
③息を吐く。身体の中に溜まった「古くて悪い気」が出て行く感覚で、ゆっくりと鼻と口から静かに吐き切り丹田を次第にへっこませていきます。吐く時の音→(上昇して行くハープの音のように、お腹から鼻の外へ吐き出していきます)
介護職員 富山真紀
