グループホームみんなの家・川崎多摩登戸
「なぜ介護の仕事を選んだのですか?」②
2018年冬季オリンピックが閉幕しました。
数々の美しく力強い競技に感動の毎日でした。
みんなの家・川崎多摩登戸の入居者様には、燃え上がった火が消え、物足りなさを感じている方もいらっしゃいます。
オリンピック選手と自分の生き方を重ねてみるのは無理がありますけれど・・・
自分が『目指している介護』について考えてみました。
毎日同じ場所で生活する入居者様にとって、朝・昼・夜と入れ替わる職員の姿はどう映っているのでしょうか。
早番専門の私は、出勤すると朝食後に服薬介助の業務があります。
1Fの入居者様で、薬を飲み終えると必ず「飲んだわよ。いつも有難う!」と笑顔を返してくださる方がいらっしゃいます。
いつも変わらない笑顔は心に朝日が差し込むようで、(一日の始まり)を感じます。
業務が忙しいと笑顔や言葉が少なくなってしまいがちですが、そんな時こそ自分の対応を振り返るようにしています。
不思議なもので、自分が落ち着いていると周りの利用者様も穏やかに過ごされているからです。
『介護の仕事は自分の長所を活かせる場所』そう信じて選んだ職業です。
効率的であることだけに捉われず、安心できる介護という自分自身の目標を見つめ、日々の業務に努めていこうと思います。
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