グループホームみんなの家・西尾久には、尾久地域の認知症のキャラバンメイトの会『元気かい』に３名の職員が所属しています。

ということで、今日は２月、３月と、『元気かい』のメンバーとして開催した、認知症サポーター養成講座を

ご紹介します。

２月に開催した認知症サポーター養成講座は、一般公募型のもので１０名ほどの方が参加してくださいました。

我ら、チームみんなの家の３名のキャラバンメイトは寸劇を担当いたしました。「ごはんはまだかな？」「財布はどこだ？」「帰り道がわからない」の３本の寸劇を通し、認知症の方にどのように接したらいいのかを伝える役目です。

質疑応答の場面では、参加者から、実際自分の対応が望ましくないものであったこと、とはいえ、つい言ってしまうというような話や、自分自身も年老いていて、老老介護になっていて大変だという話、また、自分の友達がおそらく認知症になっていると思うが友人としてどこまで関わっていったらいいのか悩んでいる、などという話がでました。

我々チームみんなの家にとっても、実際の声を聞くことができ、有意義な時間となりました。

そして、３月は尾久八幡中学校３年生を対象とした、認知症サポーター養成講座を開催しました。

チームみんなの家からは１名のキャラバンメイトが参加し、認知症についての講義を担当しました。

実際、認知症のご家族に対し、ついきつく対応していまい悩んでいる学生さんもいるということで、この認知症サポーター養成講座が何かの役に立てばという気持ちで、参加してきました。

講座終了後には、中学生から「これから、認知症がどんどん増えていくということで、私たち若い世代が勉強し、地域で支えていけるようにならなければ」というコメントを頂きました。

確かに、何かが伝わったと思えた、そんな時間でした。

校長室へご挨拶に行った時には、みんカフェで入居者様が作ったロバ隊長をお渡しし、みんなで記念撮影もしました。

今後も、我らチームみんなの家は、どんどん地域に出て、地域社会に貢献できるよう努めて参りたいと思っております！！