0120-294-772

( 受付時間 | 8:30 〜 17:30 )

  1. トップ
  2. スタッフブログ
  3. 『身体拘束廃止委員会 研修を行いました!』
スタッフブログ

グループホームみんなの家・川越たかしな

2022年11月9日

『身体拘束廃止委員会 研修を行いました!』

こんにちは!

グループホームみんなの家・川越たかしなの介護ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

我が家では2カ月に一度、身体拘束廃止委員会というものを開催しています。

身体拘束による弊害を理解して、行わないようにするための取り組みです。

今月は実際に拘束を受けた上で、どのように感じたかを共有する研修を行いました!

なるべく多くの職員に参加していただき、全体で共有できるようにしています!

「4点柵」でベッドを囲んでしまうと、起きたいときでも脚を下ろすことが出来ません。

無理して乗り越えようとすると、とっても危ない!

自分が失語症のご入居者様になったつもりで体験。

何も言われずにただ車椅子を押されたらどう感じるか。

トイレに行きたいのに「歯磨きをしてください」と

洗面台の前に置き去りにされてしまったらどのような気持ちになり、どのような行動にでるのか…。

 

移動介助をさせていただく前の意思確認と、

うまく言葉にできない方から気持ちを汲み取るための工夫が大事ですね☺

立ち上がりにくくするための「車椅子テーブル」。

ぎゅっとテーブルに押し付けられてしまうと、窮屈です。

「逆に動きたくなる」との声がありました。

下がろうとするとテーブルが動いたり、車椅子ごと反り返ってしまうことも。

ご入居者様から「あぶないよ~」と言われてしまいました。

こちらも、立ち上がりを防ぐための拘束です。

きつく縛られ、無理に動こうとすると痛みを感じるようです。

逃れようと大きく前後に傾いてしまったり、拘束を解こうとして車椅子から身を乗り出して後ろを振り返ったり。

車椅子ごと倒れてしまいそうです。

このように、ご入居者様の動きたい気持ちを抑制することによって

さらなる危険を招くことがよくわかりました。

そして拘束をされる立場になると、「悲しい気持ちになる」との意見も。

 

ふだんの生活で身体拘束を行うような場面は全くありません。

しかし認識と理解を深めておくことで、どのような状況でも身体拘束という選択をしない環境にできるのではないでしょうか。

 

私たちは「命の危険があること以外は止めない!」をモットーに日々のお手伝いに励んでいます!

ご入居者様の「したい」気持ちを尊重して、できることを続けていただけるように今後も精進してまいります☺

 

―――――

笑顔いっぱいの施設で、私たちと一緒に働いてみませんか?

未経験の方でも、はじめは先輩スタッフと一緒なので安心。

資格を取りながら働ける制度もございます。

施設への見学も、お気軽にご相談ください!

 

グループホームみんなの家・川越たかしな

『思いやりを持ってご入居者様に寄り添い、笑顔の毎日を送って頂けるホームへ』

〒350-1137

川越市砂新田3-6-1

TEL:049-249-8081

FAX:049-249-8082

―――――

loading now...