介護付有料老人ホーム すこや家・真鶴
拘束防止研修(体験してどんなきもち?)
皆様こんにちは!
介護付有料老人ホーム すこや家・真鶴の
介護体験!ブログでございます。
すこや家・真鶴では
定期的に行う研修がいくつもありますが、
先日、
「身体拘束等疑似体験」を
行いました('ω')ノ
実際、拘束事例を体験して
職員で気持ちを共有し、
日々の拘束防止意識と介護の質を上げていく目的があります。
一つ目は
「麻痺がある方のベッド柵・コールボタンの位置」についてです。
麻痺がある方が
ベッド柵に囲まれて、
届かないナースコールを必死に押そうとする
姿が目に浮かび、
なんともいたたまれない気持ちになりました=3=3
続いて、失語のある方想定の車いす介助と
車いすの安全ベルト(昔の車いすにはついていました)を
体験しました↓↓↓
失語症の方の車いす介助は
ご利用者役はしゃべらず表情と首の動きだけで
意思疎通を図り、
職員は提案をして目的達成を導くという体験でした。
喋ることのできないのはものすごくストレスと不安で
なかなか意思を汲み取ることのできない職員も
焦りと不安が周りの職員にも伝わってきました。
又、車いすの「安全ベルト」は
たった1本のベルトですが、
若い男性職員が全然立ちあがることが出来ず
尊厳も尊重も何もなくなってしまうような
あきらめの気持ちになってしまうようなものでした。
最後は
軍手3枚重ねての箸使いを体験!
手指の不自由さを体験しました。
拘束というよりは虐待の気持ちを感じた内容でしたが
食べたいのに食べれない、
掴みたいのに掴めない苛立ちがあり、
さらに
職員に「早く食べてください!」などと
いわれた日には、
怒りしか感じませんでした!
これじゃ食欲もなくなってしまいますね( `ー´)ノ
参加した職員はみんな同じ気持ちになっていましたので、
いつまでもその気持ちを忘れずに、
ご利用者様に寄り添った施設になれればと思います(^_-)-☆
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