グループホームみんなの家・川崎久地
介護の仕事ってなんだろう⑤ 番外編~認知症って?~
2018年5月26日。「日本ダービー」の前の日。
私達グループホームみんなの家・川崎久地では「個別レクリエーション」として
東京競馬場に出掛けました。毎年恒例のこの行事。昔から「競馬が好き」「家族でよく競馬に出掛けてい
た」入居者様2名と一緒にいざ出発!!
競馬場へと出向く時はいつもタクシーと電車を利用しています。
JR南武線の久地駅より府中本町まで。
いくつになっても外出は楽しいもの。皆での会話もいつも以上に盛り上がります。
そして到着。快晴!
私達はいつものスタンドへ。水分補給しながら「ハイ・チーズ(^^)/♡」
普段はあまりご自分からお話しをされない入居者様もこの日は嬉しそうは表情を浮かべながら、色々お話しをして下さいます。「馬のどこを見ればいいのか?」「昔旦那様と一緒に来ていたの。」「芝生が本当にきれい!」等。いきいきしながら私達職員にお話しして下さる姿はとても眩しく、介護職員冥利につきるなあと思える瞬間でもあります。
そして時間はあっという間に流れ、お昼ご飯の時間です。私達は毎年お世話になっている馴染みのお店へ。
午後からはパドックへ行ったり、スタンドを出て、見学をしました。
レースが始まり競走馬が私達の前をものすごい勢いで通り過ぎていくと会場に来ている観客の皆様の声援が!!
文字でたとえるならば、、、、
「うお~~~~~~!!!」という感じでしょうか。
実際に会場に足を運んでこそ感じられる瞬間がそこには沢山ありました。
そして帰り道。競馬場から駅へと続く経路は明日の日本ダービーを楽しみにされている方の列であふれていました。
参加された2名の方、共に笑顔が多く見られ、「又行こうね!」とのお言葉を頂く事が出来ました。
※認知症とは、誰もがなりうる脳の病気です。原因は色々で、脳の動きが悪くなる等し、生活する上で支障が出てきます。
グループホームでは医療と連携を取りながら、日々、入居されている皆様に出来る事を行なっていただきながら生活をしています。
日々の暮らしの中で、「出来ない」ではなく「やっていない」だけのことってありませんかね?(←偉そうなこと言ってますが、これ、私にはあります!(>_<))
介護の現場でも同じだと思います。
私達の少しのお手伝いで「出来る事」は沢山あります。←勿論皆様の症状によって違いますし、無理強いはしません。そして勿論感謝する事は忘れません。
そして、、、昔からの大切な記憶はその方の人生において大事な大事な1ページ。今回の外出レクを通じて又、いつもと違う発見もありました。(^-^)
認知症になってしまったら出来ない事が多い訳ではありません。
私達介護職員の「少しのお手伝い」で出来る事は沢山あります。可能性は無限にあります。
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