みんなの家大宮三橋

JR大宮駅西口よりバス5分＆徒歩5分のところにある認知症対応型のグループホームです。

いつもグループホームみんなの家大宮三橋のブログをご覧いただき、有難うございます(人''▽｀)☆彡

今月のおやつ作りは、3階と4階は桃の節句にちなんでちらし寿司やてまり寿司を作ったようですが

甘いものが大好きなご利用者様が多い2階では、桜餅を作りましたぁ。

桜餅って大きく分けて、関西風（道明寺）と関東風（長命寺）の2種類がありますよね。

今回は、関東風の桜餅作りにチャレンジしましたよ～٩( ''ω'' )و

いつもは皆さん一緒に同じ工程を行なって頂く事が多いのですが、

今回は2つのテーブルに分かれて、分担して同時進行で違う作業をして頂く事にしました。

こちらは、中身のあんこを丸めるチーム！！

白あんとこしあんを用意したので、混ざらない様に気を付けながら丸めて頂きましたぁ。

ちょっとでも形が変だったり、大きさがまちまちになってしまったりすると、とっても気になってしまうようで…、

何度も形を整え直したり、大きさが揃うように前に丸めた方から少しあんこを削ったりと

とっても几帳面で丁寧なメンバーでした(≧▽≦)

続いて、こちらは生地作りチーム！！

小麦粉や砂糖を計量したり、水を少しずつ入れて捏ねながら生地を作ったり大忙しですが

職員のお手伝いが追い付かない位、皆さん手際よく作業を進めて下さいましたよ～♪

こちらのチームは料理上手なS子様が中心となって、「もう少し生地は緩い方がいいんじゃない？」等と

話し合いながら生地作りを進めてくれてましたぁ(^_-)-☆

Hリーダーも真剣に皆さんが作った生地に真剣に色付けしてますね～♪

こちらのチームには、焼き上がった生地にあんこを挟んで、桜餅を仕上げて頂きましたぁ～。

右手が動きづらいI子様も、「えぇ～？これで挟むの？難しいなぁ～(;・∀・)」等と仰りつつも

職員と一緒に、左手で一生懸命作ってくれていました♪

塩漬けされた桜の花を乗せたら、たくさんキレイな桜餅の完成で～す！！ヽ(^o^)丿

ようやくお待ちかねの実食タ～イム！！

作りたての桜餅は、やわらかくてモチモチな生地とあんこと桜の花の塩漬けのバランスが絶妙で、皆さん大満足のご様子♪

予定より少し多めに出来上がったので、「おかわり食べる人～？」と尋ねると

すかさずK子様が手を挙げ、本当に嬉しそうにおかわりを受け取っていました。

S子様は「美味しいお顔お願いしま～す！」と写真を撮ろうとしたホーム長を何故か拝んでましたぁ(≧▽≦)

最初にお話した2種類の桜餅。

関東風は、小麦粉で作ったクレープのような見た目の生地でこしあんを挟み、別名『長命寺餅』と呼ばれるそうです。

もともと長命寺へお墓参りに来る人へのおもてなしの為に作られたそうで

桜餅そのもののルーツとしては、関東風（長命寺）の桜餅が起源なんだそうですよ。

関西風は、もち米を蒸して乾燥させた道明寺粉とつぶあんを使っておはぎのような見た目の桜餅で、

道明寺自体が起源というよりは、道明寺粉を使うので『道明寺餅』と呼ばれている、という説が有力なんだそうです。

もともと起源は関東のようですが、現在では関西風の道明寺餅の方が食べられている地域が多いようで

北海道や関西出身のご利用者様は、関東風の桜餅より関西風の桜餅の方が馴染みがあるようでした。

「どっちも美味しいからマル～♪」を満面の笑顔で仰っていたのはT子様。

また季節を感じられるようなおやつを作りましょうね～٩( ''ω'' )و