グループホームみんなの家・川崎久地
介護の仕事ってなんだろう ~人生の「転換期」・私が介護の仕事を続けている「理由」~
●〇グループホームみんなの家・川崎久地「介護の仕事ってなんだろう ~人生の「転換期」・私が介護の仕事を続けている「理由」~」〇●
こんにちは。グループホームみんなの家・川崎久地に8月1日から働かせていただいている新人ケアスタッフです。今回の介護ブログは私が担当します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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臆面もなく“新人”と名乗りましたが、7月に59歳となりました。来年は還暦です。
およそ介護と程遠い人生を送ってきた私が介護の道に入るきっかけとなったのは、12年前の東北の地震と津波でした。私にとって初めて体験した大きな災害は、今も忘れることができません。当時、私は宮城県の仙台市におりました。何もかもを飲み込んでしまう津波の恐ろしさを目の当たりにし、人生観が大きく変わりました。そして、ただただ単純に誰かの手助けをしたいという衝動に駆られたのです。勤めていた会社を辞め、介護の資格を取る学校に行き、そのまま介護士として働き始めました。
それでも初めは「もって3年だろう」と思っていました。家庭的な素養を何一つ身に着けていない男やもめでしたから、介護の仕事は、最も自分に向かない仕事だと思っていましたし、今もその通りだと考えています。
それなのに、気が付けばこの歳になってもまだ、新しい職場で介護の仕事を続けようとしています。自分でも不思議だなあと思います。
たぶん、続けられている理由は単純なことなのです。
ご利用者様からの「ありがとう」の言葉と、屈託のない笑顔を知ってしまったからです。
例えば、なかなか一人で立ち上がれないご利用者様に手を差し出したとき。例えば、桜満開の公園までお連れしたとき。例えば、眠れないときにホットミルクをお作りしたとき。数え上げればきりがありません。その一つ、一つが、自分にとって、最高の「ありがとう」であり、最高の笑顔なのです。いただいた者にしかわからないプライスレスの喜びがそこにありました。
辛いことがあっても、その言葉と笑顔で「明日もがんばろう」と思い、気が付けば、介護職に就いて、10年を超えました。
ほんとうに人生って不思議なものですね。おそらく、明日もまた最高の笑顔と最高の「ありがとう」がいただきたくて、ご利用者様に声を掛けていると思います。
「〇〇さん、どうされましたか?」
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