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スタッフブログ

介護付有料老人ホーム すこや家・西尾久

2018年8月6日

General counter 西尾久 Presents by QOL♪ゆーいち

ひとつだけ私と約束をしてください…これから行く場所をむやみに必要のない人に紹介しないって、よろしいですか?

はい!では参りましょう。はい!では参りましょう…あっ!申し遅れましたが、このブログの案内人『QOL♪ゆーいち』です。

東京は荒川区、都電小台駅を降りて緩やかに上がるみずき通りの坂道を進み隅田川を渡る小台橋の手前『介護付有料老人ホームすこや家西尾久』我々が行くのはそこの総合窓口なんです。日中の入居者様たちが織りなす業界一の日常会話、聞き逃したくないばっかりに足が向いてしまうのです。

さ、着きましたよ…私が扉を開けましょう。・・・・・・

施設長、この仕事をしていれば避けて通れず、そしていつまでも慣れないですね。

数日前にご家族様、主治医、施設とで現在の身体状況は芳しくなく、看取り介護の同意と開始を始めたばかりでしたからね。

『人の死に立ち会うことは、赤ちゃんの誕生に立ち会うことに似ている。新しい命をこの世に迎えるように、亡くなる人が次のステージへと向かう手助けをすることが求められるからだ。その感覚は、「看取る」というよりは「見送る」に近い。』~『死に逝く人は何を想うのか』より

亡くなる人に次のステージがあるかはわかりませんが、介護する側の人間としては終末に携わる・最期を見守ると言ったことではなく、その人を笑顔で送り出してあげる、言葉の違いではあれ「看取る」ではなく「見送る」と言うのは気持ちの上でも救いになると感じます。

死に逝く人が何を想っているのかを彼らの立場になって考え、彼らが必要としているサポートを提供することこそ、本当の意味での「後悔のない看取り・見送り」につながるのではないでしょうか?

終末期をめぐる問題は難しく、その答えはひとつではありません。一回しかない「最期のお別れ」を、かけがえのない時間にするために、私たちは、どうすれば末期の患者さんに寄り添い、サポートすることができるのだろうか。

まだまだ考え続けなくてはなりません

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