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スタッフブログ

グループホームみんなの家・川崎多摩登戸

2018年8月23日

みんなの家・川崎多摩登戸 ≪災害への備え≫必要なこと・必要なものを考える③ 災害対策フォーラム

8月22日(水)午後、横浜開港記念会館9号室にて開催された、かながわ福祉サービス振興会主催の災害対策フォーラムに当ホーム職員2名で出席しました。

フォーラムは2部構成で、1部(午前の部)は『外部評価の実務説明』でした。これについては、後日まとめてご報告します。

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今日から備える防災対策 これだけは用意したい非常時の備え 大きな地震が来たらどうなるの?

この長いテーマが示す通り、内容はとても具体的で分かりやすく、災害が身に迫っている状況が体感できるものでした。

講師は、㈱トップギア代表取締役減炎アドバイザーの菊池顕太郎さん、NPO法人日本防災士の理事にも就かれている方です。

会場に入るとプロジェクターのすぐ前面にたくさんの災害グッズが並べられており、講演が始まる前に講師自ら使用法・作り方などをこと詳細に説明してくださいました。

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「日本に住み続けるなら地震災害からは逃れられない。」

力のこもった言葉で講演が始まりました。

阪神淡路大震災での実体験から、現場の様々な観点で対策を講じなければならないことを話されていました。

・大きな地震の後は電気が止まり、復旧にもかなりの時間を要する為、最新の情報収集に電池式のラジオを用意する。

・地震は寝ている時に発生することが多い。

・震度6以上で固定していない全ての物が動く。不要な物は早目に処分しなければ避難の妨げになる。台所が一番危険であり、特に冷蔵庫は固定が重要である。

・火災発生時の対応について。消火器の使用で留意すべき点、応急処置法と必要物品。

・水道が止まる。飲料水の必要確保数、簡易トイレ袋や手製の採尿器について。

まだまだ書ききれないほどの量の説明がありました。

そして、Life Lineの切断による影響の他にも、避難所や仮設住宅においての(あまり知られていない)数々の人的トラブルの実態など・・・

息つく間のない程の1時間30分は、内容の濃いとても勉強になる講演会でした。

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この講演の後には、横浜にある供用型認知症対応通所施設と老人保健併設型グループホームでの災害対策について、事例発表がありました。

2例目のグループホームによる、職員とご家族様、地域住民ボランティア、消防団の方々が集合し行ったという災害訓練の実施事例の発表は興味深く、すばらしい取り組みだと感じました。

当ホームに於いても、今回のフォーラムで得た情報を参考に、従来行っている災害対策について職員間で話し合いを重ねていき、不十分な個所を一つずつ見直すことで今後に繋げていきたいです。

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